どしゃぶりひーろー

どしゃぶりの日にはふぉ~ゆ~にいてほしい

ふぉ〜ゆ〜「ザキさんが漢検に落ちた日」

ふぉ〜ゆ〜LINEスタンプをかけて臨んだ漢字検定3級

 

5月13日21:00よりLINELIVE配信。

その日は松崎祐介くんが受験した、漢字検定3級の合格発表の配信が行われる日。

 

受験日は2月16日だったから、何と3ヶ月越し。

世の中がこんな状況じゃなかったら、もっと早く結果発表になっていたはずなんだろうが、コロナの影響で色々なことが方向転換せざるを得ない状況になってしまった。

 

お友達みんなが気になっていた漢検の合否。

4人のリモート生配信による漢検の合否発表というお知らせが来てから、ソワソワする気持ちがおさまらない、みんながそんな状況だったと思う。

 

最近ではリモート配信が普通になって、見慣れた分割画面の中に現れた4人。

変わらぬ雰囲気と笑顔を見ただけで嬉しくなってしまう。

やっぱりLIVEっていうのは、緊張感もあるし、同じ時間を共有できる嬉しさもあるし、収録されたものを見るのとは全然違った気持ちになるものなんだと、改めて感じる。

 

配信が始まり、ザキさんの緊張が画面の中からひしひしと伝わってくる。そのせいなのかいつも以上に、何言ってるのかわかんないとこが多かった気がする。

初めて4人によるリモート配信ということもあって、4人の掛け合いが微妙な隙間を生んでいる瞬間もあったりして、余計緊張感が増す。

 

そこへもってきて、辰巳くんの前振りから始まった『漢字検定3級挑戦の軌跡』なるVTR。

漢検を受けることになった経緯と、ザキさんのインタビューを交えながらの漢検に臨むザキさんの様子が流れる。

ドキュメンタリー番組の中の1部のような構成になっていて、めちゃくちゃ気分が高まったのは本当なんだけど、ザキさんにとってのふぉ〜ゆ〜とは?の問いに対する、「家族以上家族未満」という答えが面白すぎて、画面越しに大爆笑して終わった。

 

 そして、とうとうやってきた発表の瞬間。

エンドロールが鳴るわけでも、効果音が入るわけでもなく、ザキさんが画面の中で下を向く。結果の書かれた紙を取り出しているらしい(←画面に映してくれないからわからない)

 

 

 

 

 

 

松「不合格です。」

 

 

 

 

 

 

一瞬、空気が止まる。

 

 

 松「139点。」

 

 

3U一斉に(もちろんお友達も)「マジで‼」

 

 

 何という幕切れ…

誰がこんな展開予想できただろう。合格点まであと1点…

画面の中の3U、しばらくはなんて言葉を発したらいいのか戸惑っていた。

 

「そんなことってあんの⁈」

 

辰巳君の言葉は、見ていた全員の声だったよね。

どっかで、(あんなに頑張っていたんだもん、合格できるよ)って思っていた気がする。でも、現実はそうはならなくて、みんなが戸惑ってしまったような気がする。

 

それからのマツは、PK戦でキーパーに止められてゴールを決められなかった選手のごとく、責任を1人で感じてしまい、悔しさも湧き上がってきて最後には涙も溢れ出す。

ゴールを止められた選手が悪いわけじゃないのに、申し訳ないと謝るザキさん。誰もが、謝らないで、って思ってた。

 

 

漢検の結果が出たその後のふぉ〜ゆ〜は

 

正直、見ていてこの後どうなっちゃうんだろう?って心配になりました。

これが、テレビ番組だったら編集なり番組全体の展開なんかもあらかじめ作家さんたちが考えている筋書きのようなものがあるのだろうが、このLINELIVEってやつは、ガチでありのままを見せるらしいことがわかってきた。

 

マツ、大丈夫かな。

 

松崎祐介というひとは、本当に正直な人なんだな、とつくづく感じました。

落ちたとわかった時のガチの凹みっぷり。

リアクションを取るとか、その場の空気を読むとかそんなことにはまるっきり考えが及んでいない。ただひたすら、みんなに申し訳ないって気持ちでいっぱいのマツ。

 

表も裏もなく、いつも正直だから、この人は愛されるんだろうし、この愛すべき人を守りたくなるんじゃないだろうか。

 

 

その後のアフタートークの中で、やはりふぉ〜ゆ〜は物事がすんなりいったらおかしいグループなのだと、なぜか全員納得。

その上で、お友達からの、4人で何かに挑戦してほしいという意見を採用し、全員で漢検3級に挑むこととなった。

 

 

 

再認識できたふぉ〜ゆ〜の魅力

 

 

終わった後しばらくは、配信の余韻が抜けなかったなあ。

すっごいドキュメンタリー見ちゃった、みたいな。

 

 

頑張ってるのに、なぜかすんなりとは結果に結びつかない。

この一連の漢検にまつわる出来事は、今までふぉ〜ゆ〜が歩いてきた道のりを象徴しているかのようだったもんね。

 

 

そして、そんな自分たちを改めて再認識して、受け入れて、また前を向いて歩き出す。

1人の闘いではかなわない。でも、4人がチームとして結束したなら何か別物の新しい力が生まれて、つかめないとあきらめかけていたものを手にいれられるかもしれない。 

 そう信じて、歩んできたふぉ~ゆ~。

 

それは、見ている者たちに、すごく勇気をもたらしてくれるし、自分とは全くかけ離れた存在ではなく(実際にはかけ離れた存在なんだけど)、自分と同じように悩んだり落ち込んだりする身近な存在としていてくれるような感じがする。

だって、たいていの人間はうまくいかないことだらけだし、頑張ったからとか間違ったことはしていないとか、それはとても大切なことなんだけど、必ずしもそれがのぞんでいた結果をもたらしてくれるとは限らないということも知っている。

 

 矛盾がいっぱいの世の中で、ひとりひとりは強いとかたくましいとかそんな風な人たちではないんだけれど、4人が一つになった時に放つ光はとてもまぶしい。

 

ファンになる前に出された雑誌記事を読んでみたくて、探して手に入れたものの中に印象に残っている言葉があった。

 

福田『僕らはことあるごとに自分たちで話し合って励ましあって、結束していかないと、彼ら(デビューしているグループの、生まれつきすごいものを持っているスターな人たち)に太刀打ちできない。だからこういう方法を取っている部分もあって。』

日経エンタメ2018.7月号より 】

 

4人で結束しなければここまで歩いてこられなかった。

この言葉だけで、彼らが歩んできた道が曲がりくねっていて、平たんではなかったことが容易に想像できる。

 

そんな険しい道を4人で歩んできたからこそ、4人にとってふぉ~ゆ~が

「家族以上家族未満」

の存在になっているんだろうと思う。

 

そんなバックボーンを知った上で、あらためて彼らのパフォーマンスを見ると滅茶苦茶にかっこいいのだ。一人一人のスキルの高いダンスも、4人揃った美しいダンスも、目に力のこもった演技も、4人で見せてくれるコメディも。

 

ふぉ~ゆ~という基盤の上で、それぞれが一層の輝きを放つことを、たくさんの人にその輝きが届くことを期待しています。

 

 

 

ふぉ~ゆ~を応援したいという気持ちを残しておきたかった

 

 

こんなことを書いているわたくしは、大学生と中学生の二人の息子を持つ立派なおば様です。

 

次男が幼稚園に通っていたころ、私の周りにはたくさんの嵐ファンのママがいました。その影響で、ということでもないのですが全く影響がなかった、というわけでもなく(←結局どっちなのか自分でもわからない)、そのころからジャニーズの方々に大変お世話になってきました。

 

あー、その当時はバックにふぉ~ゆ~がついているなんて思いもしなかった。

大ちゃんや翔ちゃんのソロの後ろでガシガシ踊っている人の区別はまったくつかなかった。(まさにジャニーズあるある)

 

デビュー組のFCにしか入ったことのなかった私にとって、ふぉ~ゆ~はジュニアの世界を見せてくれたグループでもあります。

タッキー世代以来のジュニア人気も手伝って、ジュニアの世界もだいぶ見るように、というかジャニーズ全体をまるっとゆるっとみるようになりました。

 

とはいえ、ふぉ~ゆ~というグループを知ってはいたものの、深入りしたのは去年のことで、

「ジャニーズジュニア側から、ごめんなさい」

って言われた後の出来事が、私にとって実感できるふぉ~ゆ~の姿です。

 

 

アイドルなんだけど、既存のアイドルとは違う道を歩いてきたふぉ~ゆ~というグループに興味津々の今。

その放たれている独特なオーラに目を奪われ、心を奪われました。

まるで王子様のごとく輝くアイドルではないのかもしれないけれど、確実に光を放っていて私にはその光がキラキラでまぶしいのです。

 

 

今まで応援してきたアイドルとは一風違った、とても人間味のある人たち。

その人たちにいま、最も励まされて生きている気がします。

ブログを書くのは初めてではありませんが、こんな世の中で配信された漢検の結果発表のインパクトが大で、ふぉ~ゆ~ってやっぱり魅力的なグループだってことを痛感し、その気持ちをなんとなく残しておきたくなりました。

 

 

このブログが誰かに読まれるかはわかりませんが、ふぉ~ゆ~っていうジャニーズのグループが素敵な人たちだということを誰か一人でも知るきっかけになってくれたら嬉しいし、私のように近頃ふぉ~ゆ~の魅力にはまりましたって方に共感してもらえるといいなあと思っています。